3月中くらいから眼鏡ウルガモス入りの構築を考えていたところ、出来た並びが前期結果を残したカバルドン+ガルーラの構築と一致した。もちろん組み方が違うために中身は全く違うが、せっかくなので並びで深読みをしてもらえればという思いからカバガル偽装と名付けた。
あめオフ 6-3予選落ち
S15最高レート 2095
ウルガモス@こだわり眼鏡
臆病・炎の体
161(4)-x-85-187(252)-125-167(252)
オーバーヒート/炎の舞/虫のさざめき/ギガドレイン
一応構築の組み始めのポケモン。こだわり眼鏡を持たせるアタッカーの中で特に評価が高く、使ってみたいと思っていた。
評価が高い理由はざっと挙げて以下の通り。
・複合タイプなので通りのいい方を選べる(例えばニンフィアだとフェアリーが通るか否かになってしまう)
・打ち逃げと相性のいいオーバーヒートを覚える
・ある程度は早いので多少は行動保証を付けやすい
・特性によりガルーラの猫だましをけん制できる
火力は181-122メガガルーラを中乱数程度なので信用に足るものではないが、受けを崩すことが出来てガルーラとの対面でも9割削る能力があると考えれば十分である。
一方で隙を見せる範囲もそれなりに広いので後続でのケアが必要な場面もあり、選出の非常にしにくい相手も多い。
技構成は最大火力のオーバーヒートとタイプ一致で安定している虫のさざめき、オーバーヒートを打ちたくなかったりポリゴン2などを無理やり突破する炎の舞までは確定で残りは構築次第といったところ。この構築ではスイクンをやや苦手としているのでギガドレインを採用している。
ガルーラ@ガルーラナイト
陽気・肝っ玉→親子愛
181(4)-175(236)-121(4)-x-122(12)-167(252)
猫だまし/捨身タックル/冷凍パンチ/地震
ウルガモスで崩した後に抜いていけるように陽気最速猫捨て身型のガルーラを採用した。ウルガモスがガブリアスやボーマンダを苦手とするので打点となる冷凍パンチを採用している。残り一枠は比較的自由だがメガゲンガーに通り、範囲と火力を取りやすい地震を持たせている。
ゲンガー@ゲンガナイト
臆病・浮遊→かげふみ
165(236)-x-81(4)-191(4)-117(12)-200(252)
シャドーボール/身代わり/滅びの唄/道連れ
ウルガモスの一撃で数的有利を取れた際に詰めていく駒。
ゲンガーミラーの退き先はいないのでミラーに強く出ることの出来る配分にしても良かったかもしれない。
腕白・砂起こし
215(252)-132-187(252)-x-93(4)-67
地震/怠ける/毒毒/守る
ウルガモスがガブリアスと鉢合わせた際の退き先として採用。安定打点として地震、複数回の受けが必要な場面も多いので怠ける、サイクル勝ちしやすくなる毒毒、毒や砂ダメと相性のいい守るの4つの技を採用している。
守るが少し特異な技に見えるが、定数ダメージの確保、滅びターン稼ぎ、砂ターンの調整、拘り技の固定など役立つ場面は多かった。しかし、メガシンカしないゲンガーに打点がないなどの欠点もしっかりと持ち合わせているため扱いがシビアになる場面も存在した。
マリルリ@カゴのみ
生意気・草食
207(252)-x-106(52)-80-137(204)-49 ※S個体値0
熱湯/滅びの唄/毒毒/眠る
C152ヒードランの大地の力+マグマストームの拘束ダメージ38~45+25=63~70
→おおよそ眠るが間に合う(マグマストームのPP切れを狙える)
ガルーラ+ガブリアス+キノガッサのような並びのキノガッサを止めることでカバルドンの受けを安定させるために採用。他の草ポケモンと違うのはキノガッサの選出を誘いながら役割を成し遂げられること。
また、それら同居しやすいクレセリア+ヒードランの並びにも戦えるように調整を施している。
霊獣ボルトロス@拘りスカーフ
控えめ・蓄電
182(220)-x-95(40)-202(148)-100-134(100) ※理想値の場合
10万ボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/サイコキネシス
配分はこちらからお借りした。
スカーフ霊獣ボルトロス(シングル) - バンギの飼い猫レパルダス
飛行の一貫性を切り、上から殴る選択肢を増やすために補完的に採用した。
使いやすくはあったが、ボーマンダ軸の構築に対して過労死してしまう場面が多かったので耐久振りであったり、早く崩すために技構成を弄る必要はあったかもしれない。
眼鏡ウルガモスを採用した並びをいくつか試していて、これが比較的うまくまとまっていた。それでもどこか勝ちきれない部分があったので公開した。
シングル厨の集いオフで使用した構築はシーズン終了まで使うつもりなので公開はしばしお待ちいただきたい。