ガラクタ構築製造所

ガラクタの中から洗練されたものをここに出荷します

変幻厨パ

f:id:Adams:20161114154912p:plain

S16に使用していた剣舞叩きバシャーモ+最速ガルーラの組み合わせを再度作り直したいと考えて組んだ構築。

構築名は通話メンバーの構築の意思を勝手に継いだもの。

 

戦績:第二回ちょくオフベスト16(決勝トーナメント一回戦落ち)

 

 

対ガルクレセを考えた時に剣舞叩きバシャーモ+ガルーラの並びはガルクレセ@1の部分がヒードランサザンドラ辺りならば大変強く、ウルガモスマリルリファイアローの場合にしっかりと戦える選出を用意出来れば強い構築になると考えていた。

そこで鬼火メガゲンガー+図太い毒ボルトの並びを採用してマリルリファイアローのいるパターンにも対応し、ここまでの並びに選出が組みやすくウルガモスに基本的に強く出られるスカーフガブリアスを採用した。

残り一枠にはクレセリアを当初採用していたが、構築全体でガルーラに対して極端に不利対面を取るポケモンがいなかったことと、クレセリア出しから後手に回った際のサイクル負けを回避できないと考えたことからスイクンを採用した。スイクン自体の採用理由は鉢巻以外のガブリアスへ後投げすることとガルーラに不利をとらない構成に出来ることが挙げられる。

一般的な個体が多いため個別解説は個人的に一筆書きたいバシャーモスイクンのみ記述している。

 

 

f:id:Adams:20141225112920g:plain

ボルトロス@食べ残し

図太い

177(180)-x-133(244)-146(4)-101(4)-141(76)

10万ボルト/毒毒/守る/身代わり 

 

f:id:Adams:20150125175258g:plain

 ガブリアス@こだわりスカーフ

 陽気

183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)

逆鱗/地震/岩雪崩/炎の牙

 

※炎の牙は環境によってステルスロックと寝言との選択

 

f:id:Adams:20141122171935g:plain

 ガルーラ@ガルーラナイト

陽気

181(4)-175(236)-121(4)-x-122(12)-167(252)

猫だまし/捨身タックル/冷凍パンチ/地震

 

地震は環境によって不意打ちとの選択

 

f:id:Adams:20150413193747g:plain

ゲンガー@ゲンガナイト

臆病

165(236)-x-102(12)-191(4)-116(4)-200(252)

シャドーボール/鬼火/挑発/道連れ

 

f:id:Adams:20150409003018g:plain

バシャーモ@ラムのみ

意地っ張り

167(92)-176(156)-91(4)-x-103(100)-120(156)

飛び膝蹴り/叩き落す/剣の舞/守る

 

クレセリアサイコキネシス+ゴツゴツメットの定数ダメージ*2を耐える

 

以前使っていた時にはキノガッサマッハパンチ2耐えを耐久ラインに設定していたが、その調整が生きる場面よりもガルクレセを相手にする場面の方が圧倒的に多かったため、それに役割を寄せた調整にしている。

具体的には初手バシャーモガルーラ対面で突っ張られた2ターン目に飛び膝蹴りを押してクレセリアが出てきてもその後のサイコキネシス+ゴツゴツメットのダメージを耐えて叩き落すを通すことが出来る(叩き落す選択時にゴツゴツメットのダメージで倒れると持ち物を落とす効果が発動しないためゴツメダメージを耐えることが重要)。

 

f:id:Adams:20141122172742g:plain

スイクン@カゴのみ

図太い

207(252)-x-167(132)-118(60)-136(4)-113(60)

熱湯/凍える風/眠る/リフレクター

 

凍える風込みでガブリアス抜き

ガブリアスの陽気鉢巻地震の乱数がずれるBライン

 

ガルクレセ相手に初手バシャーモを出して相手がガブリアスから入ってきた際の退き先。この動きをするときは鉢巻ガブリアスは切っている。

ガブリアスへの遂行を考えると持ち物はゴツゴツメットではなく、カゴのみの方が優秀で氷技も凍える風の方が冷凍ビームよりも優秀といえる。構築全体でガルーラに大きく不利を取るポケモンがいないこともゴツゴツメットを持たせなくていい理由にある。

このポケモン自体がガルーラに対して不利対面をとってしまうことは避けたいためリフレクターを採用していて、結果的にゴツメスイクンのような技構成でカゴのみを持っている個体となった。

凍える風は後出しされる眼鏡サザンドラに当てることで、次のターンに上から眠るを選択して技を見てからその次のターンの行動を決めることが出来る。

配分はBラインをなんとなく決めてSラインを最低限必要な113で止めて残りを個人的嗜好でCに振ってしまったが、凍える風込みでボルトロス、欲を言えばゲッコウガまで抜きたい場面があったためC,Bを削ってSを伸ばす配分が望ましい。

 

 

 

 

行きついた先が厨パの並びだったが、オフ前日にスイクンの採用が決まった程度で配分立ち回りともに煮詰めきれていない部分が出てしまったことを非常に後悔している。

例えばスイクンの凍える風の対サザンドラの記述などは採用段階では意識していたものの実戦では凍える風を選択できずに負けてしまっている。

最後に厨パといういかにも6世代らしい構築で戦えたことは良かったが、その内容をどこまでも満足できるものにしたかった。

 

 

 

この記事は6世代のうちにこのブログに書かれるおそらく最後の記事となる。なので一言おいていきます。

6世代から本格的にポケモン対戦を始めてオフラインの大会にも多く参加し、予選を抜けることはそれなりにあったものの決勝トーナメントの一回戦を勝ち上がることがほとんどなかった。

単なる実力不足だったり緊張だったり相手が強かったりなど様々考えられるが、そういった弱さを克服して7世代では上位入賞常連になれるよう努力したい。

 

ポケットモンスター サン・ムーンに世代が変わっても当ブログをよろしくお願いします。