第二回k-off、第一回BCSで使用した構築。
結果はどちらも予選抜けからの決勝トーナメント1落ち。
相手を倒しながら火力を増強する代表例がガルーラのグロウパンチだが、ジャローダのリーフストームでも同様の動きが出来ると考え、ジャローダを二枚目のガルーラと見立てて構築を組んだ。
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り
197(132)-192(236)-135(116)-x-121(4)-123(20)
秘密の力/グロウパンチ/不意打ち/噛み砕く
調整自体はいたって普通のABガルーラ。ABの意図は相手のガルーラの死に際の不意打ち+(高火力先制技の代表である)ファイアローの鉢巻ブレイブバードを耐える確率を上げることで、相手を倒しながらAを上げることと出てくる次の相手へ負荷をかけることの両立が可能な場面を増やすため。
また、クレセリアの選出が控えめなこの構築においては初手ガルーラミラーで退けない場合もあるため。
後述するボルトロスやガブリアスによる削り+S操作からこのポケモンを展開することが基本戦術。
また、死に際に不意打ちで削ることで裏のジャローダのリーフストームの圏内に入れる動きを狙う。
ジャローダ@気合の襷
臆病
151(4)-x-115-127(252)-115-180(248) ※めざ岩個体
リーフストーム/めざめるパワー岩/竜の波動/蛇にらみ ※BCSでは竜の波動→守る
二枚目のガルーラ。
相手にとどめを刺しながら火力を増強することで、一般的な積み技に生まれるような1ターンの隙が生じない。このことが非常に重要である。
めざ岩を所持することで相手のウルガモスを絡めた選出でもこのポケモンを積極的に選出することが出来る。
BCSでは竜の波動をガルーラの猫だまし対策の守るに変えて使っていたが、中々使用感は良かった。そもそも他に入れる技候補が少ないのだが。
ガブリアス@ヤチェの実
腕白
213(236)-151(4)-132(36)-x-128(180)-129(52)
眼鏡ゲッコウガの冷凍ビームを乱数上から二つ切って耐える
陽気ガブリアスの逆鱗を乱数上から二つ切って耐える
意地ガルーラの冷凍パンチ耐え
幅広く行動保証を持たせた削り+S操作役。
初手出しで仕事をする以外の汎用性を下げているため後続に置くことはほとんどない。
化身ボルトロス@オボンのみ
図太い
184(236)-x-132(240)-146(4)-100-135(28) ※めざ氷個体
10万ボルト/めざめるパワー氷/電磁波/気合玉
削り+S操作役その二。
ガブリアスよりも汎用性のある型になっているため様々な選出パターンに組み込める。
気合玉は打つかどうかはともかくとしてナットレイ、マンムー、ジバコイルなどに選出できるようにするための採用。
ウルガモス@ラムのみ
控えめ
165(36)-x-98(100)-198(200)-125-142(172) ※めざ地個体
炎の舞/蝶の舞/虫のさざめき/めざめるパワー地面
A200ガブリアスの逆鱗耐え
最速ヒードラン抜き
炎の舞によりグロウパンチやリーフストームと似たような性能を若干期待した積みエース。
ジャローダウルガモスと並べて相手のヒードラン選出を誘導して狩る枠でもある。
クレセドランを相手にすると毒をもらうケースが多いのでラムのみを持たせている。
図太い
227(252)-x-189(252)-95-151(4)-105
ウルガモスを選出するときなどにクッションとして選出する駒。
採用理由を満たして汎用性のある行動をとれるように前三つの技が決まり、この構築でやや薄くなっているピクシーへと戦ってもらうためにスキルスワップを四つ目の技に採用した。
ジャローダの通りが良くなるようにウルガモスの選出を誘導する点もこのポケモンの採用理由。
考えていたよりもジャローダの性能が高くて普通に強い構築でした。
6世代最後のオフであるちょくオフで使用した構築も早めにあげます。