まずは三月ごろに考察してたカイリューの紹介
カイリュー@ヒコウZ
意地っ張り
167(4)-200(220)-142(212)-x-121(4)-109(68)
空を飛ぶ/岩石封じ/神速/地震or適当なパンチ
意地ミミッキュのミミッキュZ+影うちのダメージが~170(大体耐える)
ミミッキュZ耐えの調整を施したポケモンが空を飛ぶZでほぼ倒せる(カプ・テテフ、ミミッキュ等)
岩石封じでミミッキュ抜き
Z+神速は無振りメガボーマンダなら倒せるくらいの火力
特性による行動保障とZ+先制技、S操作+Zのパターンを持てることから対面性能の高さに期待して考察した型。
実際に一般ポケモンとのタイマンならばミミッキュ、カプ・コケコ、カプ・テテフ、ゲッコウガ、ギルガルド、ボルトロスなど多くのポケモンのメジャーな型に対して殴り勝てるスペックを持つ。が、ボーマンダ、メタグロス、鬼火持ちのゲンガー、リザードンなどメガシンカポケモンに不利を取りやすいことが分かりやすい欠点。この時点で対面性能が高いという単語に怪しさが出てくる。
そして何より、勝てる相手のことを考えると「ミミッキュではだめなのか」という疑問に答えることが出来ない点が悲しい。
このポケモンに目を付けた理由の一つとして「浮いている」という点がある。
個人的な感覚として7世代では「浮いていて強い一般ポケモン」というのが非常に少ない。ランドロスは少し強そうだがそれでも「自らが強い勝ち筋になり得る」ほどの性能は無いように思う。それ以外を見るとテッカグヤ、ギャラドス、ボルトロス、グライオン、ロトムなどでやはり文句なしで強いといえるポケモンはいない。(どんな構築にも入る、レベルのスペックのポケモンがいない)
ゆえに構築の幅を広げるために今回のカイリューも考察し、いくらか使用してみたがお世辞にも強いとは言えなかった。
これらのことから逆説的に考えると、7世代の浮いてるポケモンで最も強いボーマンダを軸に構築を組むとなぜ強いポケモンで固めやすいのかがよく分かる。