ガラクタ構築製造所

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S14使用構築「ゲンガーガルーラ」【シングル】

前記事の「ガラクタ厨パ」の軸であるゲンガー+ガルーラ(+ガブリアス)の部分を抽出して構築を組みなおしたもの。

S14終盤に使用し、最終レート2156で最高レート2185であった。

真皇杯関東予選でも使用し、ブロック予選を5-1で1位抜けしたのちにトーナメント1回戦で不運に見舞われ負けてしまった。

概要と呼べる部分は前記事とほぼ同様なので個別解説から入る。

 

 

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ガルーラ@ガルーラナイト

意地っ張り

197(132)-192(236)-121(4)-x-123(20)-135(116)

秘密の力/不意打ち/グロウパンチ/身代わり

 

前記事同様。グロウパンチを低いリスクで打てるように周りで場づくりをしておき、このポケモンで大きく崩していく。

シーズン終盤になってスキルスワップ持ちのクレセリアが増えたように感じ、若干動きづらくなっていた。しかし、そのようなメタを仕込んだクレセリアにも運次第で突破してしまう強さも同時に確認できた。

 

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ゲンガー@気合の襷

無邪気

135-86(4)-80-182(252)-85-178(252)

シャドーボール/凍える風/鬼火/不意打ち

 

こちらも前記事から変わっていない。起点作成の役目とゴースト処理の役目の二つを担っていた。

再戦が増えると不意打ちを上手くかわされてしまうことがあり、イメージ通りに対戦を動かせないことがあった。

 

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ガブリアス@拘りスカーフ

意地っ張り

183-200(252)-116(4)-x-105-154(252)

逆鱗/地震/ストーンエッジ/炎の牙

 

ここまで前記事と変わらない。ある程度耐久に割かれたガルーラに対して逆鱗+(ガルーラの)不意打ちで倒す確率を上げるために意地の火力を選択した。

 

 

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ヒートロトム@食べ残し

穏やか

153(220)-63-132(36)-126(4)-154(100)-125(148) ※A0個体

放電/鬼火/怪しい光/身代わり

 

B:イカサマの乱数が変わるライン

D:クレセリアサイコキネシスを身代わりが最高乱数を切って耐える

S:スイクンを抜く機会が増えそうなライン

 

鬼火ゲンガーがヒードランファイアローに不利をとるため、それらに強く出ることができ、自らも起点を作りを行えるいわゆる魔界ロトムを採用した。

混乱自傷や放電麻痺も含めて後続のガルーラが身代わりを残しやすくなっており、この構築にはうまくなじんでいた。

 

 

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マリルリ@オボンのみ

意地っ張り

200(196)-112(252)-101(4)-x-102(12)-76(44)

じゃれつく/アクアジェット/腹太鼓/馬鹿力

 

相手のバシャーモやスカーフガブリアスが重く感じたため、耐性で有利を取れるマリルリを採用した。

また、起点づくりから繋ぐポケモンとしても優秀であり、こちらをエースとして通していく対戦も多かった。

馬鹿力はガルーラやナットレイへの打点として重宝し、特にガルーラ入りに初手からマリルリを出す理由に繋がった。

 

 

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ローブシン@ラムのみ

鉄の拳

意地っ張り

199(148)-211(252)-120(36)-x-91(44)-69(28)

ドレインパンチ/マッハパンチ/冷凍パンチ/しっぺ返し

 

意地鉢ガブの逆鱗最高乱数切って耐え

S4振りカバルドン抜き

 

厨パを狩る枠として採用していた。一般的な厨パはローブシンの処理ルートが多くなく、ゲンガーの催眠祟り目もしくは道連れ、ヤチェのみを持ったガブリアスによる剣舞逆鱗で倒してくることが多い。

そこでラムのみを持たせて特性を鉄の拳にし、しっぺ返しを搭載することでゲンガーの前で行動保証が付き(しっぺがえしでH振りが62.5%の乱数)、ヤチェガブリアスを冷凍パンチ+マッハパンチで8割近い確率(急所と氷考慮)で倒すことができる。

ゲンガーが道連れで1:1交換をしてきた場合はこちらのガルーラを通しやすくなるので厨パに対しては比較的強く出ることが出来た。

 

しかし、出す回数自体は多くなく、構築に残る他の穴を埋めるべく最終盤はこちらのポケモンを使用していた。

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ジャローダ@ラムのみ

臆病

151(4)-x-116(4)-125(236)-117(12)-181(252)

リーフストーム/蛇にらみ/挑発/身代わり

 

ヌオーやコットンエルフーンに詰まされて負ける対戦がいくつかあったこと、相手のカバルドンが重く、選出画面で圧力をかけたかったことからジャローダを採用した。

カバルドンの欠伸に繰り出すことを考えてラムを持たせ、ついでに害悪構築に強く出るために挑発も搭載した。

環境に多いヒードランに打点を持つために目覚めるパワー地面が欲しかったが、準備が間に合わなかったため身代わりにしている。

 

 

 

構築の都合上鬼火を打つ場面が多く、対戦によっては外しをカバーできない点が弱かった。環境に多くある構築をメタるような構成が出来ず、終盤の環境を見てからの再構成が足りていないように感じた。

 

一年前のシーズンであるS8で自分が残した結果を一年間ずっと超えることが出来ていないので次こそは頂点を目指せるようにしたい。