シングルレート15期にサブロムで使用していた構築です。
構築名は構築記事を見たりレート戦で出会って使いたいと思ったポケモンであるスイクンとギルガルドの2体採用して構築を組んでいったことから。
S15最終レート2206
PCL(ポケモンサークルリーグ)第一節:勝利
第四回JPNOPEN:予選5-2で2位抜け、決勝トーナメント一回戦負けベスト32
構築の組み始めが大雑把で、特にコンセプトもないため前語りとする部分はほとんどない。それなりに勝つことができたのは個々のポケモンのスペックの高さによるもので、採用した型が偶然かみ合ったともいえるかもしれない。そういった構築なのでやはり個別解説を見ていただきたい。
図太い・プレッシャー
207(252)-x-183(252)-111(4)-135-105
熱湯/リフレクター/眠る/寝言
発見はこちらより
第33回シングル厨使用構築〜正統派偽装構築〜 - 個体値はA0
A0さんのシングル厨優勝構築に採用されていた型。記事を見て自分で使いたいと素直に思えたため採用することに。
引用元に書いてある通り役割集中に対して非常に強く、ガルーラ+ガブリアスをまとめて突破するような場面も多かった。
無理やり受けるためのリフレクターであると同時に、眠りターンの隙を埋める役割もある。
寝言は必ずしも必要であるとは思わなかったが、リフレクターの補助込みで試行回数が多くなること、苦しい対戦でも運次第で状況が傾くことを考えると他の技より優秀であると考えた。
ギルガルド@命の珠
冷静・バトルスイッチ
159(188)-78(60)-171(4)-111(244)-172(12)-72
シャドーボール/ラスターカノン/影うち/キングシールド
シャドーボール+かげうちでB4振りガブリアスを急所込み7割程度の確率で突破
→後出しを許しにくい程度の火力
レートで出会ってぼこぼこにされたことをきっかけに興味を持ち、使い始めたギルガルド。物理主体の命の珠持ちは一定数見かけるが、特殊主体では珍しい。
後出しされるガブリアスに対して退かずに殴って倒さなくてはならない場面があると想定してAにも少々振っている(確率をかなり甘えているので基本的には退くべきという前提で)。
等倍で技が通れば面白いように相手の体力を削ることができ、相手としても想定していない火力が飛んでくるのでサイクル戦を有利に進めやすい。
しかし、Sの遅さから瞑想眠るニンフィアへの後出しをしても間に合わないことがあるため、鋼打点として過信出来ない点は物足りなかった。
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り・肝っ玉→親子愛
181(4)-159(236)-121(4)-x-122(12)-152(252)
捨身タックル/グロウパンチ/噛み砕く/不意打ち
今ではあまり見なくなったグロウパンチ+捨身タックルのガルーラ。
環境が進むことでグロウパンチ持ちのガルーラは秘密の力を持つことが増え、考慮されづらくなった構成であるという判断もある。
物理受けを突破したのちに生き残ることよりもガルーラミラーで上から動く場面を増やしたり、中速のポケモンを抜くことを意識して意地っ張りAS振り。
噛み砕くは他のサブウエポンとの選択だが、ゲンガーに隙を見せる余裕が構築にないので噛み砕くを採用している。
ガブリアス@こだわりスカーフ
意地っ張り・サメ肌
183-200(252)-116(4)-x-105-154(252)
ガルーラで物理受けを無理やり突破したのちに抜いていくポケモン。
ミラーを意識していなかったので意地っ張りとしているが、臆病ウルガモスを考慮すると陽気でも良かったかもしれない。
炎の牙は構築に足りていない炎打点を無理やり補うための採用。
ニンフィア@こだわり眼鏡
控えめ・フェアリースキン
183(100)-x-101(124)-177(248)-151(4)-84(32) ※めざめるパワー炎個体
悪タイプを一貫させずに、それらとのサイクル戦で大きな負担をかけるために採用。
サポートの無いこの構築で普通に扱っても動ける回数は1,2回なので選出の頻度は低い。
クレセリア@食べ残し
臆病・浮遊
209(108)-x-143(20)-122(212)-151(4)-138(164) ※実際は非理想値のため違う箇所があり
サイコショック/冷凍ビーム/瞑想/身代わり
配分はこちらからお借りしました。意図等も書いてあります。
Happy*Canvas 【ORAS】瞑想クレセリア入りスタンダード【シーズン14使用構築(最終2215&2207)】
ガルーラに対してタイプ受けを用いてサイクルを回すような構築に対する駒。具体的にはナットレイ入りや受けループ構築に対して出していく事が多い。
そのほかにもキノガッサを採用した対面的な構築にも出していく。
メガゲンガーで障害を取り除いてクレセリアで詰める、といった動きをこの構築では実現できないため相当に刺さりがいい場合のみ選出する。
-構築雑感-
ミーハーな気持ちで採用した二体が十分に強く、多くの対戦をガルーラ、ガブリアス、スイクン、ギルガルドのなかから選出して戦うことが出来た。
それだけに残り2体の枠には疑問が残っているが、思考を重ねてもさらに弱いものが出来上がってしまい仕方なくこの形で使っていた。
たまにはこうやって外からポケモンの型を輸入するのも面白いと感じました。