S10の最後に使っていた構築を紹介します。
結果としては、タイトルにある通り最終レート2178で8位でした。
S8以来二度目の最終1ページ目入りで素直にうれしいです。
また、PCL上智戦でも使用して勝ちました。自分の勝ちで予選抜けを決めることが出来て良かったです。
ガルガブクレセドラン。
一般的な並びであるガブガルクレセドランだが、今回はクレセリアから組み始めて並びが完成した。
今シーズンは「対面厨パ」と自分で呼んでいる、ガルガブボルトスイクンバシャゲンの並びが非常に多く存在していたので、メタることを考えた。
この並びはそれぞれの型の選択肢が多いため、メタをはること自体が少し難しいと感じたが、唯一スイクンだけは熱湯氷技毒眠るの構成でほぼ固定なので、スイクンに焦点を当てることにした。
スイクンがこの構成に落ち着くのは、熱湯と氷技は遂行技として言わずもがなだが、スイクンを受けだしした時に相手も受けポケモンに交代した時の対面を考えて毒眠るが必要となるからである。
ならば、こちらの耐久ポケモンとスイクンを対面させて、毒をうたれるタイミングで身代わりをはってアドを取ろうと考えて身代わりクレセリアの採用を決めた。
これにより、スイクンによるクレセの処理を許さない。また、身代わりをはったクレセにはゲンガーでさえも後出しから勝つことがほぼ出来ないので、対戦を優位に進めることがしやすい。
以下個別解説。
クレセリア@ゴツメ
図太い
HぶっぱS実数値128程度残りB
サイキネ/毒/月光/身代わり
構築の軸というわけではないが組み始めのポケモン。
スイクンやクレセの前で身代わりはって安全に毒を打てる。
身代わりが4振りサンダーの10万を結構な確率で耐えるので、欲張って耐久サンダーを抜けそうなところまでSを振っているが、サンダーが全くいなかったのでもっと下げていいだろう。その場合身代わりガルーラ意識でCに振ることを考えている。(Sは実値115ぐらいで)
技構成はサイキネ身代わり月光までが確定で、最も汎用性が高い技が毒であり、自身がスイクンを突破することを目論むのなら瞑想かチャージビームが必要である。
毒採用の場合はスイクンを素眠りに持ち込むだけなので、裏に積みエースを置いておく必要がある。
瞑想やチャジビは使うことがほとんどなさそうだったのでこの構築では毒を採用した。
耐久はこれでもスイクンにやや劣る程度はあるため流石クレセリアといったところ。
下手な身代わりの使い方をすると相手のガルーラが元気にグロパンを打ってくるので注意したい。
このポケモンについて語りたいことは結構あるのだが面倒なのでこれぐらいで。
ガルーラ@ナイト
陽気AS
グロパン/捨て身/冷凍P/不意打ち
陽気のグロ捨てガルーラ。
眠ったスイクンを殴って成長するためのグロパン、クレセがガルーラに殴られた場合に成長したガルーラを止めるための陽気最速。(相手に意地が多いという仮定)
当たり前だけど弱いはずがない。
ガブリアス@襷
陽気AS
逆鱗/地震/岩石/剣舞
普通の襷剣舞ガブリアス。
眠ったスイクンの前で舞ったり、クレセに出てくるガルドやガモスにそれなりに強かったりするために採用。
ガブガルが並んでいることでスイクンの選出を誘導する狙いもある。
ヒードラン@残飯
穏やかHds
マグスト/大地/身代わり/毒
クレセに出される鋼の相手をする枠。いわゆるクレセドラン。
クレセと同時に出さないと弱いが、クレセドラン@1の選出が上位に全く刺さらなかったため出さないことが多かった。
クレセドランの並びでスイクンの選出を~って感じ。
ゲッコウガ@珠
臆病CS
ドロポン/冷ビ/草結び/悪波
特殊一本の珠ゲッコウガ。
マンダマンムー系統の構築に出すために採用した。
チョッキマンムーへの草結びは乱数だが、氷技が礫しかないため耐えられたら退けばいい。その他ヒートムスイクンあたりの取り巻きにも高い打点を持てる。
まあまあ刺さってるポケモンだったのではないか。
霊獣ボルトロス@オボン
臆病CS
10万/気合玉/めざ氷/悪巧み
電気の一貫をガブだけで止めるのが不安だったこと、対受けループを考えて採用した。単純に電気枠という見方もある。
珠がゲッコウガにとられたためオボンにしている。
現在の受けループはラッキーが威張ってくるため確率勝負になる。
-使用した感想-
たいして革新的な何かがあるわけでは無く、クレセリアを少し特殊にしただけの構築だったが、個々の能力や刺さり具合が良かったために勝ちを積み重ねることが出来た。
最終1ページ目を2回経験したので、次からは似たような状態で終盤を迎えたらもう少し上を目指してみたい。