シングル66のオフである第19回夜空杯に参加してきました。
結果は予選4-2で2位抜け、決勝トーナメントの一回戦でお互いに突破が難しい泥沼状態に陥り60分使い切り残数による判定負けでした。
使用した構築を簡潔に紹介します。
過去の66オフの結果や参加経験からバトンパが一定数存在していると感じており、それに対して非常に強く出られるオーロットから構築を組み始めた。
残りはオーロットに合わせてサイクル色を強めたスタンダードなポケモンを選んでいる。
オーロット@オボンのみ
穏やかHDs
宿り木の種/呪い/守る/身代わり
構築の軸。
サイクル戦に加わり削りを行い、時には守る身代わりで半無限戦法をしかける。
宿り木と呪いがバトンタッチで引き継がれるので単体でバトンパの対策となる。
不一致で打たれる氷技への耐性、ニンフィア相手に突っ張れる場面を増やすために穏やか個体で採用している。
陽気haS
八つ当たり/羽休め/身代わり/竜の舞
シングル66において最も採用率が高く、非常に使いやすいメガシンカ枠。
数値と耐性、回復技の存在からサイクル戦に参加しやすく、高い素早さ及び積み技の存在から終盤の抜き、詰めまで幅広く活躍できる。
技構成はメインウエポンに反動の無い安定打点の八つ当たり、サイクルに必須な羽休め、様子見や状態異常回避に優秀な身代わり、終盤の抜きに役立つ竜の舞を採用している。
どこからメタ技が飛んでくるかわからず、2サイクル目以降では交換に択の発生しやすい66においてこのポケモンの身代わりは優先度が高い。
ヒードラン@食べ残し
穏やかHDs
フェアリーの一貫切りなどでサイクルを回すタイプの66の構築に必須ともいえる鋼枠のポケモン。
守る以外の3つの技はそれぞれ有利対面で打った際に取れるアドバンテージが大きく、状況を見極めて打つ必要がある。
型としてより使いやすいのはステルスロックの枠を大地の力にしたものだが、この構築においてはステルスロックを他に撒けるポケモンを採用できなかったので技構成に詰め込んだ。
ゲッコウガ@命の珠
無邪気AS
ダストシュート/冷凍ビーム/悪の波動/水手裏剣
構築に合わせて技構成を幅広くカスタマイズすることができ、倒せる相手を一撃で倒せるだけの火力も持ち合わせている。
フェアリーの処理とバシャーモの重さから物理ベースの構成にしている。
この環境においてはメガボーマンダより速いことに大きな意味がある。
ポリゴン2@進化の輝石
控えめHbc・トレース
トライアタック/冷凍ビーム/めざめるパワー地面/自己再生
ボーマンダの威嚇をコピーすることを狙ってトレース、行動した際の負担を考えて控えめ個体で採用している。
めざパ地面はヒードランに大地の力を採用していない分の補填のような採用。
ニンフィア@カゴのみ
控えめHbc
ハイパーボイス/癒しの鈴/瞑想/眠る
欠伸ループなどへの対策、状態異常を多く絡めてこちらのサイクルを崩してくる相手への返しの手段。
補完的な入り方をしたポケモン。瞑想の枠はそれなりに自由だが、ここでは詰め筋の一つになる瞑想を採用した。
このポケモンも動いたとき負担を考えてCがある程度高い固体を採用した。
流石に6世代で66をやることは(おそらく)もうないですね。
7世代でもシングル66はたまーにやっていきたいところです。
普段やらないので敷居が高く感じるかもしれませんが楽しいので興味を持った人もやってみましょう。
1試合で60分間対戦するの流石に疲れた。