シーズン8初期に使用した構築を公開します
最終的に70勝30敗で最高レートは1945程で最高順位は7位までいきました
その後思うように勝てなくなったので完全に序盤元気マンです
第130回九尾杯は1-2でドロップと惨敗しました
今後この形のまま使うことはないと思うので公開します
並びとしての強さは正直に詰め切れていないようにも思いますが単体として面白いポケモンもいるので是非見てもらいたいです
見ての通りXYシーズン1の頃によく見たような並びになっています
意識してそうなったわけではなく、使いたいポケモンと相性補完を考えた結果この並びになりました
構築自体に大きなコンセプトはなく、ガルーラを軸に据えて残りは環境に刺さってると思ったポケモンを並べています
-個別解説-
サザンドラ@食べ残し
臆病
努力値:204-0-4-36-12-252
実数値:193-x-111-150-112-165
悪波/波乗り/毒々/身代わり
H:16n+1
最速
B<D
今回の地雷枠
実はこいつが使いたくて組んだ節もある
何がしたいのかと問われそうな型だが、主に受けループとクレセドランとサンダーの相手を任せている
特に受けループ相手には格別の強さでグライオンにたいして身代わりをはり、出てきたラッキーに毒入れて粘っているだけで勝てることが多い
他の受けループのメンツとしてムドー、ヤドラン、バナ、バンギ、クレセ、ドラン、ポリ2などがいるが不利となるのはバナとバンギ程度なのでこれらが出てきにくい構築を組みたい(その意味ではこの構築にマリルリがいることはアンチシナジー)
最近ひたすら多いサンダー(性格問わず)に対しても身代わり→毒が比較的安定する
毒を入れてしまえば悪波連打で突破できる
技構成はコンセプトの毒みが、安定打点かつ怯みで毒とのシナジーをとれる悪波、グライ、ドランへの遂行速度をあげる波乗りの4つにしている
2ウエポンないとグライのまもみがでPP切れになるので注意
拘りのイメージが強いため守る持ちのポケモンは様子見の守るを安易に選択してくることが多く、身代わりが刺さる印象だった
サザンドラは高い種族値と多彩な技とやや優秀なタイプを持っているにもかかわらず、環境にはスカーフ眼鏡珠以外の型がほとんど存在していない
このポケモンはまだ研究の余地が大いにあるように思う
ギルガルド@保険
冷静
努力値:252-4-4-236-12-0
実数値:167-71-171-110-172-63
シャドボ/ラスカ/影うち/キンシ
D>B
Sは別に調整してない
普通の保険ガルド
フェアリーに後出しの効くポケモンとして採用し、足りない特殊打点も補ってもらった
毒ガルドが大好きなので使いたかったが食べ残しが余っていないため断念した
このポケモンのSに関しては諸説あるが、深く考察してないしベストな数値も分からない
能力が63だった気がするからそう書いただけで特に意味はない
聖剣を切ってラスカを入れているがこれも一長一短といったところ
マリルリ@カゴ
穏やか(草食)
努力値:252-0-76-0-180-0
実数値:207-x-110-70-135-70
毒々/熱湯/眠る/滅びの唄
こいつは最早地雷ではない
ガッサを許したくはないので胞子の一貫を消すことの出来る草食マリルリを採用
滅びの唄の性能が非常に高く、ラス1の詰めの展開に使えるほか、ピクシーやオニゴーリの仕掛ける理不尽なゲームを反古することができ、バトンパの対策にもなる
また、数少ないリザXYどちらにも居座れるポケモンである(必ずしも対面で勝てるわけではない)
使ってみないと分かりづらいが、使うと中々強いポケモン
調整先は忘れた
ガブリアス@ゴツメ
陽気
努力値:60-124-68-0-4-252
実数値:191-166-124-x-106-169
地震/逆鱗/岩石/剣舞
鉢巻ハッサムのバレパンほぼ2耐え
ステロ+意地メガマンダの捨身最高乱数切り耐え
H:16n-1
普通のゴツメガブ
グロパンを積むガルーラが増えているように感じたのでグロパンに後出しから最低限相打ちに持っていけるゴツメガブの採用
意地ガルのグロパン+親の不意打ちまでは耐えるようになっている
剣舞の枠はステロと選択
ガルーラ@ナイト
陽気
努力値:4-92-0-156-4-252
実数値:181-157-120-90-121-167
捨て身/地震/冷凍ビーム/大文字
冷ビでガブマンダを80%以上の乱1、カバを80%の乱2で倒す
D>B
陽気の両刀ガルーラ
氷技を打ちたいランドマンダが威嚇持ちであり、ガブリアスには極力接触したくないので冷Pよりは冷ビを採用すべきだと思い、両刀とした
Cに振ったついでに大文字を搭載し、サザンドラで突破できない受けループをぶち壊す
ナットレイが増えてきたので彼らも燃やしてもらう
無邪気ではなく陽気で両刀としているのは単純に特殊耐久を落としたくなかったことと、DLポリ2にCをあげられると構築的に厳しいため
また、能力の合計値としては陽気の方が大きくなる
ファイアロー@鉢巻
陽気
努力値:0-252-0-0-20-236
実数値:153-133-91-x-92-193
ブレバ/フレドラ/蜻蛉/毒々
B<D
普通の鉢巻アロー
格闘への強力な打点を確保することと物理受けやロトム、ドランなどサザンの役割対象を呼び込むため採用
マークが薄くなっているように感じていたことも採用理由
陽気にすることで削れたアローを上から殴る機会が増え、ゲッコウガ対面で水手裏剣を心配せずにすみ、電気タイプの上からフレドラを打てる
最初はもう少し違う調整だったのだが、同速対決があったのでSを伸ばした
比較的ポリ2を出されやすいポケモンなのでB<D調整を施している
鉢巻アローの技枠4つ目には寝言が入ることが多いが、拘り寝言が催眠対策になるケースは少ないため毒や鬼火を採用した方が有用に思える
実際に毒を採用したおかげで拾った対戦も2回ほどあった
-使用感-
何故か勝つことは出来ていたがそんなに強い構築とは思えなかった
性質上、受け思考の構築には強く出れるが、単純な殴り合いでは負けることが多かった
個々の性能はあるものの、生かしきれる並びを作ることが出来なかったように思う
苦手な相手はクチート軸トリルパで、ほとんど負けていた
というより相手にするクチートがかなり強い
自分にはあまりうまく扱えない分野のポケモンなので感服する
-終わりに-
取りあえず前シーズンで達成できなかったシングルレートTOP10入りを達成できて良かったです
今シーズンはインフレしそうな予感があるので初の2200を目指して次の構築は使っていきたいと思います
ちなみに、バトルオブホウエンにはバトンパでエントリーして20-10で1630ぐらいでした
面白いルールだったのでスペシャルレートとかでもやって欲しかったですね
また何かしらで記事を書くと思うのでそのときもよかったら読んでくださいm(_ _)m