3月3日に行われたSMC(スーパーモロカップ)にて準優勝したのでその構築の記事を書きます。
テーマは「対面構築」で、1:1以上の仕事をしやすいポケモンを多く採用し、行動ホショウと先制技の存在を重要視しています。
そんなに強いと思っていない事と、ちゃんと考えて練った配分ではないので雑に表記します。参考にする際はご自分で考えたほうがいい配分が出来ると思います。
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張りhAs(Aぶっぱメガ後Sガッサ辺り抜きでDL調整)
八つ当たり/炎のパンチ/グロウパンチ/不意打ち
対面構築の軸。
そこそこ高い耐久と弱点の少なさから動ける場面が多い。また、相手を見て八つ当たり+不意打ち、グロウパンチ+不意打ち、グロウパンチ+八つ当たり+不意打ちなどのパターンを選択できるため、自分の行動回数や相手の耐久に合わせた行動が出来る。
炎のパンチは補完技なので取り巻き次第では地震等に変えても良い。
意地っ張りhab(よくあるhabに振り分けたミミッキュ)
じゃれつく/影うち/挑発/剣の舞
特性を盾にほぼすべての相手に行動できることが当然ながら最強であるため採用。
自身の攻撃をよく通すことを考えるのならば霊Zが適切な場合が多いが、無効タイプの裏目を嫌ってミミッキュZにしている。
挑発は相手の起点回避行動を押さえつけてこのポケモンの仕事量を確保するために必要。要するにカバルドンの欠伸や氷Zではないドヒドイデの黒い霧などでこのポケモンの働きをうやむやにされると負け濃厚であるため採用している。
耐久振りにして行動回数を稼ぐことが構築の目的に沿っていると考えた配分。
マンムー@気合の襷
陽気AS
地震/氷柱張り/氷の礫/がむしゃら
考えてる中で対面性能の高そうな地面枠。
最悪相手を倒しきれなくても先制技を多く採用しているためがむしゃらが生きやすい。場合によってはグロウパンチの餌にすることも考えられる。
今更がむしゃら考慮する奴なんかおらんやろの精神。
リザードン@Y
控えめ
hbcs(ガブの岩石耐えるくらいのやつ)
オーバーヒート/火炎放射/ニトロチャージor地震/めざめるパワー氷
超火力による打ち合いの強さを評価して採用。
物理耐久に厚く振り、打ち合いに参加できる対面を増やしている。
目の前の敵を倒すことが最優先なのでオーバーヒートが確定で入り、ボーマンダ入りに対してガルーラが動きにくいのに対してこのポケモンを出していくのでめざめるパワー氷が入る。
技の優先度はオーバーヒート>めざめるパワー氷>火炎放射、ニトロチャージ、エラスラッシュ、地震>ソーラービーム、羽休め等
カバマンダ構築のカバルドンがみんなオバヒを耐えてこなかったので気持ちよく勝たせてもらった。
カプ・コケコ@電気Z
陽気AS
ワイルドボルト/とんぼ返り/リフレクター/自然の怒り
速度により行動回数が確保しやすく、フィールド補正の乗ったZによって相手を打ち合いに参加させないか力を評価して採用。
採用理由をより伸ばすために物理で採用し、半減や無効相手にサブウエポンを用意するよりもリフレクター+自然の怒りを用いたほうが安定した仕事を望めるためこのような技構成にしている。
半減相手への自然の怒り+電気Zのような処理パターンがなかなか優秀。
リフレクターは自身の行動を確保することもそうだが、壁+グロウガルーラのような形を作れるのも構築とマッチしている。
今更物理電気Zなんか考慮するやつおらんやろの精神。
ギルガルド@弱点保険
冷静HsC(+2聖剣でH振りガルーラ落とせるくらい)
シャドーボール/聖なる剣/影うち/キングシールド
多くの相手と打ち合って結構勝てることを評価して採用。
弱点保険はめちゃくちゃ都合よく解釈すると霊Zと格闘Zを同時に持っているような状態でガルーラやヒードランに対しては霊Zギルガルドよりも優秀な働きを期待できる。
試合展開を読みづらいため普段はあまり採用したくないポケモンだが、不特定多数の相手に対して1:1以上のトレードを見込めることがこの構築においては正義であるためこの型で採用している。
今更弱保ガルド警戒する奴なんかおらんやろの精神。
オフではまあまあ(予選とトーナメント合わせて7-4)の成績を残しましたが、レートは1800台で停滞していたので公開しました。
対面構築という考えの軸をベースに考慮の薄くなっているポケモンを多く差していく試みで構築を組んでみましたが、良くも悪くもまあまあな感じにまとまりました。