一応レート2000を達成し、しばらく使うことはないと思ったので公開します。
個人的に信頼度の高いメガヤドランが自然に入る構築の筆頭である受けループを組もうと思ったことが構築のきっかけである。
受けループは相手のポケモンに対して後出しからの処理をし続けることが目的であり、そのために受け性能が高いポケモンで固めることが基本である。
しかし、一般的な受けループでは積み技に対するメタが足りないように思えたので、積み技に後出しで止めることが出来るエルフーンを受けループに組み込めるのではないかと考えた。
他のポケモンは一般的な受けループと変わらないメンツとなりました。
-個別解説-
図太い
167(252)-x-148(236)-98(4)-96(4)-138(12)
アンコール/宿り木/コットン/ムンフォ
積み対策として突如受けルに採用されたポケモン。
通常、このポケモンが評価されるのは対面での強さであり、受け出しに安定感はないため受けループという戦術とはミスマッチである。
しかし、安定行動だけでゲームを勝利に導くことが非常に難しくなっているためこのようなポケモンを採用せざるを得ないと感じた。
ゴツメとコットンを採用することで物理相手への詰ませ性能が高く、ヤドランが選出できない時に相手の物理を誤魔化す役割を請け負う。
ランドロスやガブリアス、カイリューなどに後出しが安定するほか、対面で物理相手なら一致で弱点をついてくる相手でなければ大抵受け切ることが出来る。
太鼓マリルリや瞑想ニンフィア、スイクン、蝶舞ウルガモス、悪巧みボルトなど比較的相手のしづらいポケモンによる全抜きを食い止めることが狙える。
特に瞑想ニンフィア、スイクンに対しては眠るタイミングで後出ししてアンコールを打てばリスクを小さく抑えながら処理できる。
調整に大きな意図はないが、CDSに端数を振りたかったこと、Bが奇数になるのを嫌ったことから上記のような配分にしている。
グライオン@どくどく玉
陽気
177(212)-116(4)-146(4)-x-123(220)-136(68)
守る/身代わり/地震/投げつける
H:16n+1
S:最速メガバンギ抜き
D:残り
A,B:端数
受けループの象徴的存在。
通常の受けポケモンで相手しにくいギルガルドや毒まもヒードランに対して後出しが比較的安定するため採用。
そのためDに厚く振っている。
投げつけるはヤミラミへのささやかな対策。この構築ではこれ以外突破方法が存在していない。
また、拘りトリックをされた際に投げつけるで解除できる。
バンギラス@ラム
意地っ張り
201(204)-176(44)-131(4)-x-152(252)-82(4)
追い討ち/イカサマ/岩雪崩/電磁波
A:砂1回+交換時追い討ちでH振りメガゲンガー確殺
D:C252メガゲンガーの気合玉を命中率急所考慮で約80%耐える
普通のラム追い討ちバンギラス。
ゲンガーの居座り読みで有効な電磁波を採用している。。
イカサマは安定打点かつ起点回避として優秀だったので採用。
吠える等もあるにはあるがおそらくイカサマより使用機会は少ないだろう。
ゲンガー@ナイト
臆病
165(236)-x-102(12)-191(4)-116(4)-200(252)
シャドボ/身代わり/滅びの歌/道連れ
面倒な相手を持っていくための滅びゲンガー。
ピクシーやオニゴーリなどの対処しにくい相手を滅ばせる。
多くのポケモンを無理やり1:1交換に持ち込めるため、足りない処理ルートを補うように選出できる。
一応受けルミラーの対策枠。
ヤドラン@ナイト
図太い
202(252)-x-242(156)-160(76)-102(12)-52(12)
熱湯/冷ビ/怠ける/瞑想or大文字
H:ぶっぱ
B:11nかつ意地っ張り鉢巻ガブの逆鱗2耐え
C:H252D4振りメガマンダ高乱数程度
D,S:余り(瞑想の効率を考えてC,Dを偶数にしている)
以前の記事と同様の個体。
多くの物理アタッカーを相手に受けていく。
通常の受けループでは相手の積に対して鉄壁を入れることで対応しているが、その役目をエルフーンが果たしているので技選択が比較的自由になる。
熱湯怠けるは確定として、受けルにとってメガマンダがきついと感じたため冷凍ビームを採用し、ラスト1枠に最初は瞑想を入れていたが、ハッサムが重かったため大文字に変更している。
ラッキー@輝石
図太い
325-x-62(252)-x-157(252)-71(4)
地球投げ/卵産み/電磁波/毒毒
普通の図太いBDラッキー。
電磁波と毒はどちらも欲しい場面が多いため切れなかった。
-雑感-
使っていても強いとも弱いとも言い切れない感じでした。
単純に使い慣れていない部分が大きかったとも思います。
全体の構成に変更の余地は残っているものの、エルフーンを受けループに組み込む試み自体は間違っていなかったと思います。
他のポケモンに関してはそれぞれが無難な働きを見せたためコメントが無いです…
次は素直に殴っていく構築を考えています。
それではまた!